TwitteアイコンFacebookアイコンユーザーボイス 取材リクエスト リクエスト回答 寄付のお願い AGRI FACTとは

国際がん研究機関(IARC)が“おそらく発がん性がある”グループ2Aに分類しています。やはり安全とは言えないのではないですか?

食の疑問答えます

A 誤解している人が多いのですが、IARCの分類は「科学的根拠の強さ」、わかりやすく言うと「発がん性が疑われると結論付けた論文がある」と言っているだけです。

発がんリスクの高さを分類したものではない

そうした論文の数が一番多いものがグループ1、その次に多いものをグループ2に分類しているということです。決して実際の発がんリスクの高さ(発がん性の強さの証明)を分類したものではありません

私たちが普段から口にする加工肉や赤身肉、あるいは理容業などと発がん性を結び付けている分類の中身を見れば、実際にそれでがん患者が出ているということではないことがよくわかると思います。

IARCの評価は間違いであったことを裁判で認めた

また、分類に使用した論文の中には方法論や再現性の点で疑問があるものが含まれているという批判もあります。ラウンドアップについては「発がん性はない」として多くの批判が出され、加工肉と赤身肉についても「発がん性は認められない」という論文が出されました。

要は「そういう論文があるから気をつけましょう」という程度の予防措置だと理解してください

なお、IARCは「グリホサートとがんは関係がない」ことを証明した重要な論文を除外していました。これについて、米国でのラウンドアップ裁判に証人として出廷したIARC評価委員長のブレア博士は、もしこの論文を評価に取り入れていれば、「グリホサートにはおそらく発がん性がある」という評価にはならなかったと証言しています。つまり、IARCの評価は間違いであったことを裁判で認めたのです。参考 国際がん研究機関(IARC)の分類表(一部) ※IARCの分類をもとにAGRI FACTが作成

注:商品名『ラウンドアップ』の有効成分名は「グリホサート」と言い、Q&Aでは2つの名称をその都度使い分けていますが、実質的には同じものだとご理解ください。

関連記事

Facebook

ランキング(月間)

  1. 1

    第29回 オーガニックカルトを社会課題化する(前編)【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】

  2. 2

    「学校給食を有機に!」という議員さんに質問してみた:29杯目【渕上桂樹の“農家BAR Naya”カウンタートーク】

  3. 3

    Vol.10 昆虫食陰謀論【不思議食品・観察記】

  4. 4

    日本の農薬使用に関して言われていることの嘘 – 本当に日本の農産物が農薬まみれか徹底検証する

  5. 5

    世界がラウンドアップ禁止の流れになっているのは本当か – グリホサートの真実とは2【完全版】(vol.8)

提携サイト

くらしとバイオプラザ21
食の安全と安心を科学する会
FSIN

TOP