会員募集 ご寄付 お問い合わせ AGRI FACTとは
本サイトはAGRI FACTに賛同する個人・団体から寄付・委託を受け、農業技術通信社が制作・編集・運営しています

グリホサートは環境中に残留するのではないですか?

食の疑問答えます

A 農地に散布されたグリホサートの分解については多数のデータがあります。

除草剤のグリホサートは土壌中の微生物と光によって分解され、条件によって違いますが、早ければ2、3日、遅くとも60日ごとに半分に減っていきます。

詳しいデータは「食品安全委員会の『農薬評価書 グリホサート』2016年7月にありますので、ぜひ参照してください。

実際、農業の現場では、雑草が生えた畑にグリホサートを散布し、雑草が除去されたあとで農作物の種をまきます。発芽するころにはグリホサートは分解して土壌中からなくなっているので、発芽した作物は成長することができます。だから、農家は安心して使用できるということです。

回答者

唐木英明(公益財団法人食の安全・安心財団理事長・東京大学名誉教授)

回答日

2019年10月26日

 

  会員を募集しています 会員を募集しています

関連記事

検索

Facebook

ランキング(月間)

  1. 1

    【特別セミナー】グリホサート評価を巡るIARC(国連・国際がん研究機関)の不正問題  ~ジャンク研究と科学的誤報への対処法~

  2. 2

    第50回 有機農業と排外主義①【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】

  3. 3

    日本の農薬使用に関して言われていることの嘘 – 本当に日本の農産物が農薬まみれか徹底検証する

  4. 4

    【誤り】検証内容「豚のへその緒に(ラウンドアップの主成分グリホサートが)蓄積するということは、人間にも起こりうることを意味する。もし妊娠している女性が摂取すれば、へその緒を介して胎児にも深刻な影響を与えかねない」山田正彦氏(元農水大臣)

  5. 5

    VOL.22 マルチ食品の「ミネラル豚汁」が被災地にやって来た!【不思議食品・観察記】

提携サイト

くらしとバイオプラザ21
食の安全と安心を科学する会
FSIN

TOP
CLOSE