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【動画】オーガニック給食推進の弊害は?【東京大学名誉教授の唐木英明先生に聞きました!】

食と農のウワサ

渕上 では先生、話題になりましたオーガニック給食。もう一部の学校では実際に実施されている。そして課題も明らかになってきていると思うんですけども、言われていましたコストが余計にかかるのではないか、この問題は実際はどうなんでしょうか?

唐木 そうですね。学校給食の野菜を全てオーガニックにしてしまったら、今の給食費を2倍、3倍にするぐらいのお金がかかると思いますが、幸か不幸かオーガニックの量というのは、非常に少ない。全部の野菜の1%以下しかない。ですから給食のほんの一部をオーガニックに代えるだけ、ということですから今のところそれ程大きお金はかかっていないということです。

渕上 なるほど。供給が追いついていないおかげで、実際にお金が余分にかかっていないと?

唐木 その通りですね。

渕上 では実際に、供給が充分になされた場合、例えお金がかかったとしてもオーガニック給食を進めるというメリットはあるんでしょうか?

唐木 そうですね。国の方針は、オーガニックを全体の25%まで増やすという方針がありますから、その方針を達成するためには、やはりどこかが消費をしなくてはいけない。そういう意味では、オーガニックを広げる上での意味があると思います。

ただし、それは子どもたちに、オーガニックこそ最高と従来の農業に問題があるという差別感を生んでしまう。こういう恐れもあるということです。

渕上 なるほど。その課題もしっかり考えなくてはいけない、ということなんですね。

 

結論
子どもたちに、差別と分断を生みかねない

参考

 

回答者

唐木英明(食の信頼向上をめざす会代表、東京大学名誉教授)

聞き手

渕上桂樹(AGRI FACTコラムニスト、農家BAR NaYa/ナヤラジオ)

 

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