ユーザーボイス 寄付 問い合わせ AGRI FACTとは
本サイトはAGRIFACTに賛同する個人・団体から寄付・委託を受け、農業技術通信社が制作・編集・運営しています

子供が怒り出したり、学校の成績が下がり始めた原因とグリホサートを結び付ける記述※が週刊新潮(2020年4月30日号)にありますが、科学的にありえますか。

食の疑問答えます

※記述の原文(抜粋):ハニーカットさんの息子さんが理由もなく怒り出したり、学校の成績が急に下がったりしたとき、「腸内にクロストリジウムという細菌が大量に増え、尿一リットル中から八・七μgのグリホサートが検出された」、「息子の食生活を有機食品と発酵食品中心に変えたところ、六週間後にグリホサートが不検出になり、徐々に元の元気な姿に戻っていったそうだ」

科学的にありえません。詳しくは、下記の記事をご覧ください(この記述の元になっている元農水相・山田正彦氏が自著でまったく同様の言及をした内容について、ファクトチェックをした結果「科学的根拠がない」ことを立証した記事です)。

参考

※週刊新潮ファクトチェックより抜粋・再編集

『週刊新潮』(2020年4月30日号)掲載 グリホサート/ラウンドアップに関する記述を徹底検証3

関連記事

Facebook

ランキング(月間)

  1. 1

    「学校給食を有機に!」という議員さんに質問してみた:29杯目【渕上桂樹の“農家BAR Naya”カウンタートーク】

  2. 2

    日本の農薬使用に関して言われていることの嘘 – 本当に日本の農産物が農薬まみれか徹底検証する

  3. 3

    第2回 農業系デマの傾向と対策――インフルエンサーとコアなファンたち【食の数だけ正義がある 明日も争いは終わらない】

  4. 4

    世界がラウンドアップ禁止の流れになっているのは本当か – グリホサートの真実とは2【完全版】(vol.8)

  5. 5

    トンデモに自由と光を:20杯目【渕上桂樹の“農家BAR NaYa”カウンタートーク】

提携サイト

くらしとバイオプラザ21
食の安全と安心を科学する会
FSIN

TOP