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緊急セミナー「『ラウンドアップ問題』を考える 動画&プログラムまとめ

食と農のウワサ

2019年10月21日(月)に、株式会社農業技術通信社/食品安全情報ネットワーク主催の緊急セミナー「『ラウンドアップ問題』を考える」が、TKP東京駅日本橋カンファレンスで開催された。


テーマ

「農薬の安全性とラウンドアップの風評被害」
―科学を無視した世界規模の風評発生メカニズムを解く―

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プログラム

「主催者あいさつ」

昆吉則氏(株式会社農業技術通信社代表取締役兼『農業経営者』編集長)
小島正美氏(食品安全情報ネットワーク代表、食生活ジャーナリストの会代表、元毎日新聞社編集員)

本セミナーの問題提起

浅川芳裕氏(農業ジャーナリスト、農業技術通信社顧問)

【講演1】「農薬の安全性はどのように確かめられているか」

青山博昭氏(一般社団法人残留農薬研究所業務執行理事・毒性部長)

農薬の安全性はどのように確かめられているか ー 青山博昭氏(一般社団法人残留農薬研究所業務執行理事・毒性部長) |緊急セミナー『ラウンドアップ問題を考える』より抜粋

残留農薬研究所は、農薬が登録される前に、ありとあらゆる副作用などを見つけ出し、その上で、曝露評価と合わせて、リスク評価をするためのデータを採取する。これを必要に応じて、食品安全委員会に提供し、論文として世間に公表する。ここでは、ラウンドアップの風評被害について議論する前に、農薬の安全性はどのように確かめられているかについて、青山博昭氏が解説した。


【講演2】「科学を無視した世界規模の風評発生メカニズムを解く」

唐木英明氏(公益財団法人食の安全・安心財団理事長 東京大学名誉教授)

科学を無視した世界規模の風評発生メカニズムを解く ー 唐木英明氏(公益財団法人食の安全・安心財団理事長 東京大学名誉教授)|緊急セミナー『ラウンドアップ問題を考える』より抜粋

ラウンドアップは1974年に発売以降1996年までの20年以上、安全性についての問題提起がなされることはなかった。しかし近年、アメリカではがんとの関連性をめぐる訴訟が続き、日本国内ではラウンドアップの風評がネットメディアやSNSで加速している。唐木氏は、この状況の背景を読み解き、科学的な視点で解説した。

【パネルディスカッション】「ラウンドアップ風評問題の構造理解」

登壇者:青山博昭氏、唐木英明氏、水木たける氏(「あっぷるりんご園」代表)、浅川芳裕
コーディネーター:小島正美氏

ラウンドアップ裁判の背景と訴訟ビジネス ー 浅川芳裕氏(農業ジャーナリスト、農業技術通信社顧問)|緊急セミナー『ラウンドアップ問題を考える』より抜粋

生産現場からの報告 無農薬りんごの危険性 ー 水木たける氏(「あっぷるりんご園」代表)|緊急セミナー『ラウンドアップ問題を考える』より抜粋

ラウンドアップ風評問題の構造はどのようなものなのか。
農薬の専門家と農業の経営者が一堂に会し、「毒性学」「リスク分析学(規制科学)」の科学的な視点からの解説に加え、ラウンドアップ裁判に対するアメリカ農業界の反応と対応、日本の「農業現場」の視点からラウンドアップ問題について熱い議論が交わされた。


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