会員募集 ご寄付 お問い合わせ AGRI FACTとは
本サイトはAGRI FACTに賛同する個人・団体から寄付・委託を受け、農業技術通信社が制作・編集・運営しています

「グリホサートはごく少量でも健康被害をもたらすという動物実験の結果があるなら、やはり避けた方が賢明だ」と言われますが、微量でも影響がありますか。

食の疑問答えます

「ごく少量でも健康被害をもたらすという動物実験の結果」が具体的にどのような実験、論文を根拠にしているのか不明ですが、セラリーニ博士の実験やコンピュータが専門のセネフ博士、サムセル博士の論文を根拠にしているのであれば、すでに他の論文により検証、否定されています。つまり科学的に認められていない主張ということです。

すべての化学物質には「用量作用関係の原則」があります。一言でいえば、高濃度では毒性があるものであっても、低濃度であれば毒性は見られない(無害)のが通例です。多くの実験から、グリホサートにもこの原則が当てはまることが科学的に証明されています。

参考

※週刊新潮ファクトチェックより抜粋

『週刊新潮』(2020年4月30日号)掲載 グリホサート/ラウンドアップに関する記述を徹底検証3

 会員募集中! 会員募集中!

関連記事

記事検索

Facebook

ランキング(月間)

  1. 1

    (※終了しました)【特別セミナー】グリホサート評価を巡るIARC(国連・国際がん研究機関)の不正問題  ~ジャンク研究と科学的誤報への対処法~

  2. 2

    最終回 有機農業と排外主義②【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】

  3. 3

    日本の農薬使用に関して言われていることの嘘 – 本当に日本の農産物が農薬まみれか徹底検証する

  4. 4

    VOL.22 マルチ食品の「ミネラル豚汁」が被災地にやって来た!【不思議食品・観察記】

  5. 5

    第50回 有機農業と排外主義①【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】

提携サイト

くらしとバイオプラザ21
食の安全と安心を科学する会
FSIN

TOP
CLOSE