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【動画】農薬の残留基準値が見直されるときに、メーカーや外国からの圧力はある?

食と農のウワサ

渕上 では先生!! 農薬の残留基準値が見直されるときに、メーカーや外国からの圧力があるとか、そういうことはあるのでしょうか?

唐木 基準値を変えることはありますが、それは貿易を円滑にするために、安全の範囲内で、変えているということです。

渕上 とは言っても、緩くなることもあるわけですよね?

唐木 そうですね。それは「コップの理論」と言って、「安全な量をコップ一杯の水」とすると、作物ごとの基準値はその内訳ですから、その内訳をどう変えようと、「コップの大きさが変わっていなければ安全は守られる」ということです。

渕上 なるほど。では、内訳が変わるだけで、トータルで摂取する量は変わらないようになっている?

唐木 その通りです。

 

【結論】貿易を円滑にするために安全の範囲内で変えている

参考

 

回答者

唐木英明(食の信頼向上をめざす会代表、東京大学名誉教授)

聞き手

渕上桂樹(AGRI FACTコラムニスト、農家BAR NaYa/ナヤラジオ)

 

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