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【動画】グリホサート(除草剤ラウンドアップの有効成分)の安全性の根拠となっている論文が撤回された理由は?【東京大学名誉教授の唐木英明先生に聞きました!】

食と農のウワサ

渕上 では先生、グリホサートの安全性を示す根拠になっている論文が撤回されたという話を聞いたんですけど、これは本当なのでしょうか?

唐木 はい、本当です。

渕上 それはどうしてでしょうか?

唐木 この論文はグリホサートに関する論文をたくさん集めた総説の論文として非常に初期に出た大事な論文なんですね。これを根拠にして、グリホサートは安全だと言っていたんですけど、この論文の著者に、実は、モンサント社の社員が関わっていたんです。しかし、その事実を著者の名前に書いていなかった。それが不正に当たるということで、論文全部が取り下げになったということです。

渕上 なるほど。開発元の関係者が、論文に関わっていたとなると、それは論文の内容の不正であったり、間違いであったり、そういった可能性はない?

唐木 そこを皆さん疑うんで、すぐに論文の内容を検証しました。今はコンピューターを使って、全部検証できますから。その結果、論文の内容には一切誤りがない。要するに、その論文は正しかった。ただ表示だけが、間違えていた。ということが、明らかになっています。

渕上 そういう場合でも、論文は1回撤回されるということでしょうか?

唐木 そうですね。論文は、著者名を正確に記さなくてはいけない。そういうルールがありますから、そこに違反をしてしまったということです。

渕上 では、この撤回された理由というのは、論文の内容に誤りがあった、不正があったという意味ではなくて、表示の問題とというふうに考えていいんでしょうか?

唐木 表示の問題だけで、中身は正しかった。

 

結論
著者名の表示を間違えていたから。論文の中身は、正しかった

参考

 

回答者

唐木英明(食の信頼向上をめざす会代表、東京大学名誉教授)

聞き手

渕上桂樹(AGRI FACTコラムニスト、農家BAR NaYa/ナヤラジオ)

 

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